〜*まどかの協力会員紹介*〜
土屋正子さん

事務所が自宅に近くて友人もいたことからまどかに入会。利用者さんの喜ぶ顔に出会い、仕事へのやりがいを感じ、自分の未来を想像(?)したりしながら、日々自転車で活動しています。お菓子つくりや映画鑑賞、旅行が趣味で休日には夫と外出したりして楽しんでいます。
 
田中靖子さん

実母の介護認定がおりてこれから…という時に主人の転勤が決まり、我孫子へ転居。それならば我孫子で親孝行!とヘルパーになりました。利用者様と母を重ねながら、やりがいを感じて頑張っています。体のキレをよくすべく、ストレッチで少しでも軽く(?)と努力の日々です(笑)

*〜*怪我の功名*〜*   協力会員 山崎典子さん
久しぶりに休みと晴れが重なったある日。あれも、これもと家事仕事。やっと最後の洗濯ものを干しにベランダへ・・・。あっ!ズドーン!グシャ!と不気味音。えっ?しばし呆然。左腕がマヒ状態、折れてしまった!
 あー明日から仕事に行けない。当分自由が利かない。と頭によぎり、落ちこむことしきり、でも、日にちが経つにつれ、「えっこれって神様の贈り物?」なんて気がしてきた。子ども達からは、いつもは来ない心配メールが届くし、家事をしなかった夫がいろいろ手伝ってくれる。
 そして、一日中追われることのない、自由な時間が手に入った。そんなある日、鬱陶しく伸びた髪が、片手ではどうにもならなくて、長い間行っていなかった美容院へ向かった。でもあいにくそこは定休日だったのです。仕方なく、トボトボ帰りかけると、“小さなパーマ屋“さんが目に入った。どーしようかなーと思いつつ入口を覗いてみる。「いらっしゃいませー」と明るい声。笑顔のおばちゃん美容師さんとワンちゃんに迎えられ、「カットと白髪染めをー」と頼む。
 「あらーちょっとパーマかけてみなさいよ、絶対後悔させないから、たまには気分転換よ」などと上手なのです。首から吊った腕を見て励まして下さったのかも・・・。でも、おばちゃん美容師さんの声はちょっと人とは違うのです。何年間かの闘病生活後、娘さんに勧められて、一年前にお店を再スタートされたとのこと年齢は60歳後半ぐらいからと思われます。お客さんと接して仕事が出来るのがとても嬉しそう。気管切開の傷からヒューともれる息混じりの声で、いっぱい話しかけてくれます。「たまには、美顔パックにマッサージもどーお、気持ちいいわよー」と上手に勧められて「みーんな、おまかせ」なんて気になってしまって、思わぬ至福のひと時。また、昼食に焼き魚、たけのこ、冷奴のメニューで私にまで出してくれて一緒に食べたのです。こんな経験初めてです。
 思わぬところで人とのふれあい、あったかーい思い、心がふっくらとして元気をもらって帰って来ました。怪我の功名です。

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