〜*〜 まどかの年男年女紹介 〜*〜

平成21年は丑年です。十二支の由来のお話の中で、『牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。』とありますが、それほど先々を考えて早め早めに行動できる、まどかの牛さん達(?)をご紹介いたします。

  ご利用者T・K様
 牛を見ると年男ということで、自分をイメージしてしまうと話すKさんは、長野県のお生まれで、あまり物事を深く考えない活発なお子さんだったそうです。お父様が転勤族ということで各地に移り住んだご経験がおありです。何事にも前向きで碁や麻雀に励み(?) 健康面では声を出す事等を心がけ、様々な場面で活発に活動されています。

ご利用者H・I様
 とても寒い中国の大連でお生まれになったIさんは、凍った池の上でのスケートが印象に残っておられるそうです。普段から健康には気を使い、バランスの良い食事を心がけ、「一期一会」を大切にして、趣味のピアノを奏でておられます。

協力会員 T・Mさん
牛には「の〜んびり」というイメージをもつ、福島県出身のMさんの育ったところは山村で自然の豊かなところです。末っ子で甘ったれ娘でしたが、子供のころからの憧れは「看護婦さん」でした。健康面では食事に気をつけて、意識して体を動かすことを心がけています。まどかには友人の紹介で入会しました。今はまっているのは数独(ナンバープレース)です。面白いですよ!

      古希を迎えて(後編)   協力会員  松本聡子さん
前編を綴ったのが一年前。あっという間の一年でした。70歳を境に強烈な思いを抱いたのが医療費の3割から1割への変更でした。以前から解ってはいた事でも「1割負担の980円です」と窓口で告げられた時は一瞬ドキッとしたことも事実です。有難く思う一方で「あーこれで自分も堂々の高齢者の仲間入りだなぁー」と。認識しつつも何となく若者世代に取り残された感じのせつなくやるせない気持ちに陥りました。テレビ、新聞等のニュースで盛んに65歳以上の高齢者がどうしたこうしたと言われると「生きていちゃ悪いかな?」と思う事度々です。
 確かに若いつもりでも体の不調に気づく事も多々出てきました。ある日エプロンの紐を結ぶのに、右手がヒョイと後ろにまわらない(現在リハビリ中) 畳での立ち居振舞いが「よっこらしょ!」の気合い入りだったり、人の名前がなかなか出てこない。文章を書くときには辞書とにらめっこ。新しいことが覚えられない。古の事は体が覚えているのか、自然に出てきたり、これ、全て老化現象の表れとか…。
 それでも仕事があるというのは真に有難いことで、人様に迷惑をかけてはいけないと、自分の体調管理には自然と気をつけるようになります。商売柄、年に一度の健康診断は欠かさないし、保健所で実施される種々の検診は見落とさない様にして受診しています。又、一方、良いかどうかは見解の相違ではありましょうが、補助的に漢方薬を常用しています。滋養強壮剤のニンニクのエキスだったり、血液を綺麗にするものだったり、カルシウム剤だったりとこう見えても割と健康オタクなんです。体を動かすのも好きなもので、自治体のイベントには出来る限り参加するようにしています。防犯パトロールやお祭り、お餅つき等々、地域の人達とのコミュニケーションも大いに大事かな?と思いつつ。
 又、ストレス解消法としては、畑仕事に精を出したり、剣舞やら、カラオケやら…。それ以上にはまっているのはテレビの時代劇、文庫本もしかりです。藤沢周平、池波正太郎、山本周五郎等の人情物、市井物何でもござれ!あの殺陣の美しさに惚れ込んだり、涙したり…。最近はテレビでの時代劇が少なくなり残念でなりません。
 累々と自分の事ばかり書きつらねましたが、いくら健康に気をつけていても、いつの日にかには人のお世話になろうかと思います。その時の為にも、良い世話のなり方も勉強しつつ日々、ヘルパーの仕事に励んでいこうと思っています。一方、正直者が馬鹿を見ない世の中である事を念じつつ…。 おわり


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